エコプロ2019は海をキレイにするきっかけが沢山詰まった展示会だった

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Photo by cherubim1111 on Pixabay

「海をキレイにする」ために、どうすればよいのだろう・・・
環境問題や海のことについて調べれば調べるほどに、途方もなく自分は無知で無力であることを知らされます。
そこで、東京ビッグサイトで開催されたエコプロ2019へ行ってみたので、感想を記録します!

エコプロの概要と取り組み

エコプロは、環境負荷の少ない製品やサービスを1年1回のペースで一般公開する展示会です。

1999年から開催されていて、後援には内閣府や経済産業省、環境省、文部科学省などの国の機関がついており、毎年約15万人以上が訪れる巨大なイベントとなっています。

大手メーカーからNPO法人、大学の研究機関まで幅広く、環境負荷軽減に向けた製品開発の一部や研究結果などを公開しています。登壇者も話を聞きたくなる名前が並んでおり、今回は小池都知事も!

直近3年間のエコプロのホームページを載せましたので、ご参考ください。
eco-pro.comeco-pro.com

eco-pro.com

エコプロに行って良かったと感じたこと2つ

たくさん感じた中でも、特によかったなと思ったことを2つご紹介します。

1つは、小中高生がとても多かったこと。
社会見学の一環と思われますが、学校で環境のことをしっかりと学べるプログラムが組まれていることが素晴らしいと感じました。
楽しみながら興味を持ってもらえるよう工夫を凝らしたブースや、子供たちの質問へ真剣に答える担当者の熱意もすごかったです。

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 話は少しズレますが、今年の東京モーターショーでビックサイトに行ったときは、とにかくおじさんの多さにびっくりしました。笑
若者の車離れと言われていますが、これからの新しい層に広がっていないことを寂しく感じた後だったので、とても嬉しい気持ちがありました。

もう1つは、企業や研究機関が描く環境にやさしい製品を見れたこと。
名だたる企業からベンチャー企業まで、それぞれが強い思いを持って魅力的な製品を作り出していました。

たとえば、コンビニコーヒーのプラスチックの蓋に代わる製品です。これは自分もどうにかならないかと日々思っている一つですが、日本製紙のブースで代替品がデザインされて展示されていました。早く実用化できる未来が来てほしいです。

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他にも、植物由来の土に帰るセロファンがすでに製品化されて世に出ていることや、鉄のリサイクル効率の高さなど、知らなかった事実・これからのことを沢山知ることができ、とても有意義な時間を過ごせました。 

エコプロに行ってみよう!

どの分野にも言えることだと思いますが、世の中の具体的な動きを少しでも知りたいと思ったら、展示会やセミナーを探して参加するのも良い方法です。

自分の知識ではどうにもならないことも、会社や機関を通してなら実現できることが沢山あります。
同じような想いを持っている人たちが沢山いることを知れるだけでも、今回はエコプロに行って良かったと思っているし、心強く感じました。

知識や体験の積み重ねは、その人の価値観を少しずつ変えてくれます。

エコプロのような空間での子供たちの体験が、将来の就職先を考える動機になるかもしれない。あるいは、多くの人が「環境に配慮」重視で製品を選べるライフスタイルにシフトするかもしれません。環境問題が多くの人の心にとまり、解決すべき方向へと着実に進んでいくことを願っています。

自分で勉強してアクションを起こすことも大事、同じように外へ出て新しい刺激を受けることも大事ではないでしょうか。